桜が美しい季節にになりましたね。
お花見を計画なさっていらっしゃる方も多いと思います。
週末もお天気が良いといいですね。
さてエレアカは紅茶教室『紅茶の美学セミナー』を開催しました。
紅茶教室は好きなのですが、久しぶりとなります。
エレアカBLOGでもご紹介することが少なかったかと思いますが、
これから毎月リポートをお目にかけますよ。
エレアカのお紅茶教室は3部構成。
①セミナー 歴史や茶葉についてなど、紅茶の知識を学びます。
②紅茶の入れ方実習 キッチンで色々な紅茶の入れ方を4~5種類お教えします。
③ティータイム 美しくコーディネートされたテーブルでおしゃべりをお愉しみいたたきます。
第一回目の今回のセミナーでは、紅茶を美味しく入れるお道具をお目にかけました。
まずティーポット。
茶葉がジャンピングしやすいように丸いボール状をしたものです。
縦長い筒状のポットはコーヒー用。
素材はポーセリン、ボーンチャイナ、シルバーなど。
シルバー製だと、ひとつで色々な食器に合わせることが出来るので便利ですが、
ティーカップとポットは共のものを使うのがエレアカ流。
紅茶を保存するための缶などの容器。
茶葉は開封したら一週間で使い切るのが理想。
少なくとも一ヶ月で使い切りましょう。
紅茶の茶葉は湿気を嫌うので、二重蓋などしっかり密閉されるものを。
光も劣化の原因になりますので、ガラス瓶に入れる時は容器は戸棚にしまいましょう。
こちらはティーキャディースプーン(茶さじ)とティーストレーナー(茶漉し)。
シルバー製のもので細工の綺麗なものを使うと、優雅な気持ちになれます。
ティーキャディースプーンを使わない方も多いですが、
一杯で3g計れるように作ってあり、確実に美味しい紅茶を入れるためには必需品。
エレアカではガラスポットで蒸らし、本番のポットに移すので、
ティーストレーナーはあまり出番がないかな…。
茶葉を蒸らす時間をはかるための砂時計。英語で言うとhourglass(アワグラス)。
サンドタイマーとかかな?と思っておりました…。(^^;
紅茶をいれるために購入するなら、3分計を。
シルバー製など優雅なものが欲しくてよく探すのですが、あまりなく…。
スズランのレリーフのものとかあれば嬉しいな♡
お見つけになったら教えて。
そして、ティーコーゼー(tea cozy)とポットマット。
ティーコーゼーはポットの表面を覆って熱が逃げるのを防ぎ、
ポットマットはテーブルに敷いて、ポットの底から熱が逃げないようにし、
紅茶が冷めないようにします。
紅茶を蒸らすときのためのキッチン用とおもてなしのテーブル用を用意します。
熱さは美味しい紅茶のとても大切な要素。
使用するかしないかでは全く、美味しさが変わってくるので、どちらも必需品。
おもてなし用ティーコーゼーはエレアカではティーセットや季節に合わせて毎月変えます。
大きいものは日本ではなかなか手に入りにくいので、
海外に行ったときに購入したり、お土産にいただいたり。
最近では刺繍教室でも作っています。
本日は紅茶を美味しく入れるための道具についてお話ししました。
明日はお教室の様子をリポートしますね。お楽しみに!
エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko
福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。
90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。
2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。