2016.9.18

自由作品は可愛い刺繍のくるみボタンとジャム瓶の針山。『フランス刺繍教室』 

今日は朝から雨になりました。昨日暑かったはずですね。

連休の中日ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

さて本日は久しぶりにフランス刺繍教室のリポートをいたします。

まずは7月のレッスンの際お出ししておいたお宿題を拝見。





野原のテーブルマット、それにミモザとデイジーのコースター。

大変綺麗に出来ています。丁寧できっちりしたお仕事が素晴らしいです。





これで小花のコースター6枚とテーブルマット1枚が出来上がり、基礎コース修了です。

おめでとうございます。4月にご入会下さって、4ヶ月で修了。最速でした。

今月からは応用コースに突入。基礎コースで習得いただいたステッチを用いて、

素敵な刺繍の作品をお作りいただきます。エプロン、ポーチ、バッグ、ショール…。

図案の持ち込みもOKです。





自由作品をお持ちくださいました。刺繍のボタン!可愛い♡

こちらでお教えしたステッチ、レゼーデイジー、フレンチナッツを使って、

こんなにチャーミングなボタンが作れるなんて!クルミボタン、大好きです。

(少し前まで、クルミを胡桃と思っていたことは内緒…)





さてこちらもご覧ください。

ホテルでの朝食などに出てくる小さなジャムの瓶で、針山を作ってくださいました。

蓋に針山をくっつけて、瓶には余った糸などを入れることが出来ます。

でも、それだけじゃない!なんと…





針山に針を刺したまま、蓋を閉めることが出来るのです!

手芸をするかたはお分かりと思うのですが、針山は持ち運びがしにくいのが難点。

バッグに入れて置いたら、針が抜けて他のものに刺さったりとか、

テーブルに置いておくと猫がいたずらして床に落としたりとか…。

これだと蓋をしてしまえば、落としても、バッグに入れても安全です。

素敵なアイディアですね!私も作ろうっと♪





さて、クローバー(シロツメグサ)のポーチに取り掛かっていただきます。

ポーチはリネン製の完成品を使用。ジッパーをあけて中に手を入れられるので、

少しも刺繍し難く有りません。





刺繍のレッスンは一時間半で終わり。残りの30分はティータイム。

テーブルコーディネートは、こちら↑。

『食卓の美学セミナー』でお見せしたコーディネートを丸テーブルにして、

センターピースは『おもてなしのテーブル花』で作った「果実の森」のアレンジメントで。





お出しものはこちら↑。ココア・バターケーキ。

クレーム・シャンティーとブルーベリーを添えて。ふわふわの仕上がりです。

お粉の半量をココアを使用するので、ポリフェノールたっぷり!

ポリフェノールは活性酸素を除去するので、健康にも美容にも良いですよね。

私が幼い頃、母が焼いてくれていたレシピそのままで作りました。

ちよっぴりほろ苦いお味です。

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Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。