2017.4.1

茶葉のグレート(等級)と蒸らし時間について復習。『紅茶教室』

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まだ少し寒いですが、4月初めの土曜日は晴れましたね。お花見はお出来になりましたか?

テレビCMで花見こたつというのを見て、憧れている私です。いいな~アレ。(´・ω・`)

エレアカの前の桜も綺麗です。





さて、ここのところ紅茶教室のリポートをしておりますが、

昨日の茶葉の量と蒸らし時間についてが、少しわかりにくかったかなと思い、

本日写真を取り直しました。





紅茶の茶葉の大きさのことをグレード(等級)と申しますが、

これは品質には全く関係なく、形状の分類です。

このグレードによって、使用する量と蒸らしの時間が変わってくるのです。





↑こちらはダージリンのOP(オレンジペコー)。

形状はねじれていて、大型。インド産、中国産の茶葉に多い形です。

水色(紅茶の色)が美しいオレンジ色なのでこう呼ばれます。

グリーンがかった新芽が多く入っているものは

FOP(フラワリー・オレンジペコー)と呼ばれます。水色はゴールド。

 

ティーキャディースプーン(TCS)で量るときは、

大盛×人数分。蒸らし時間は5分前後。





一方こちらはアッサムのBOP(ブロークン・オレンジペコー)。

2ミリ程度に裁断してあり、スリランカ産はほとんどこのタイプ。(アッサムはインドですが…)

OPタイプより抽出時間が短く、水色は濃いオレンジ

TCSで平盛リ×人数分で入れます。蒸らし時間は3分前後。

(湯の量は昨日書いたとおり、300㏄×人数)

 

グレードはまだまだありますが、だいたいこの二つを基本として頭に入れておいて

BOPより大きいから+1分、OPより小さいから-1分などと蒸らし時間を調節します。

ただしお客様にお出しする前に、必ず試飲をしてみること。

どのような紅茶の専門家でも茶葉を見ただけで、100%美味しく入れるのは無理です。

茶葉の量も蒸らし時間もあくまで目安なので、

ご自分で入れてみて、味わってみて微調節なさってくださいね。





きちんと味を確かめるために試飲の時も300㏄入れます。

そしてまず色を見て、次に香りを嗅いで、最後に味を確かめます。

目をつむってじっくりじっくり味わっていると、

ときどきインドやスリランカといった産地の情景が頭にに浮かんできます。

どんな綺麗なお菓子と一緒にいただくより、紅茶が一番美味しく感じる時です。





皆様も紅茶の入れ方をマスターして、

美味しく楽しい時間を過ごしてくださいね。

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Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。