2016.6.11

菖蒲と紫陽花の太宰府散策。~心を贈る旅~

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さわやかなお天気の一日。皆様いかがお過ごしでしたでしょうか?

 

わたくしは窓を開けて風を通しながら、お片付け&お掃除+お料理教室試作。

太宰府小旅行の楽しい一日を思い返しながら…。

昨日のブログに載せられなかった写真と共に、皆様にもご報告させていただきますね。





天満宮は丁度、紫陽花と菖蒲が見ごろを迎えていました。

池に丸鉢がたくさん埋めてあり、白、ピンク、青、青紫、赤紫の菖蒲が満開に。

それを取り囲むように池の縁には紫陽花が咲き誇っています。





二ホンアジサイ、セイヨウアジサイ・ハイドランジア、ガクアジサイ、

カシワバアジサイ、アナベル…多様な紫陽花を見ることが出来ます。

見事ですね。このお庭はいつぐらいに作られたのでしょう?

日本の美を堪能できます。





楓の新緑が美しい小路を通って天満宮を出、近くのお寺へ。



木曜日は閉館ということで、前のお庭だけ拝見しました。

枯山水のお庭、素晴らしいですね。中庭は京都をほうふつさせ、もっと素敵なのだとか…。

再び参道に戻って、お昼ご飯。





『やす武』の手打ちそば。お蕎麦が食べたいと思っていたところなの!

三人ともお蕎麦好き♡同世代だからね。

私はおろしそば。お二人は天ざる。ふふ、母も夏場はいつも天ざるだった。





お誘いくださったフラワーアレンジメント教室の生徒様お二人。

同じお稽古事に通う仲良しさん。今日は私も混ぜてくださって、有難うございます。

お話ししながら、お蕎麦食べて、蕎麦湯飲んで…。

あ、表で待っていらっしゃる方がいる。出ましょうか。





お蕎麦屋さんを出て、再び参道へ。梅が枝餅で有名な『かさの屋』さんへ。

お店の中は食器や和小物を展示販売するギャラリーになっています。

お求め安い価格帯の九谷焼、織部など。お土産に良いですね。

奥には喫茶&お食事処がありました。知らなかった!





喫茶コーナーからの眺め。良いですね。小さいスペースにこれだけの世界である。

植物、石、竹垣、土、光、風…すべてが織りなす日本の美意識。

外国の方が感嘆してくださるのがわかります。





お抹茶と梅が枝餅を頂戴しました。何か懐かしくて涙が出てしまいました。

母ともよくこうしてお蕎麦を食べた後、別のお店に入って、甘味いただいたな…。

母は決まって、『お母様ともこうしてたな…。』っていうのです。

何気なく聞いていましたが、母が祖母をどんなに恋しく思っていたか、

今やっと分かります。

 

再び参道へ。父へのお土産として梅が枝もちを購入。

さらに美味しい和菓子屋さんがあるというので、わき道に入ります。





お茶の先生方がよくご利用になる和菓子屋さんだそう。「また食べるの?」と心配しないで!

ここではお茶はできなくて、持ち帰りのみ。

(「持ち帰って、食べるんでしょ?」「えっ…?」(^^;)

 

旧家っぽい店構え、広くてひんやりとした土間…。風情があって素敵。

でも一見、個人宅に見えますね。一個ずつ笹に包んだわらび餅を求めて、帰路へ。

もう4時。一日よく遊びました。(「よく食べたでしょ?」「…え?」(^^;)

 

素敵な京風のお寺も、お蕎麦屋さんも、かさの屋さんの喫茶コーナーも、

和菓子屋さんも初体験。

小さいころから太宰府には何度か来たけれど、いつも同じコースばかりで、

こんなに素敵なところ教えていただかなければ、一生知らなかったと思います。

そう感激を伝えると、

『もっと、喜ばせようと思っていたのに~!』

ええ?大変喜んでおります!母が亡くなってから、こんなに楽しんだことはないくらい!

お連れ下さるつもりのお店が、店休だったことをおっしゃっているようですが、

…わたくしを喜ばせたいなとど思ってくださる方が、この世にまだいたとは…(;_:)。





お土産を広げながら、さあ、お礼のメールを…と思ったら先にいただいてしまいました。

『先生が喜んでくださったのがなにより嬉しいです。』ですって…。

…わたくしもです。バーグマン先生とお会いしたことよりも、綺麗なお花を見たことよりも、

お二人のお気持ちが嬉しいです。きっと母も、喜んでいると思います。

 

人を感動させるのはモノじゃない、心。

挨拶のひとこと、明るい笑顔、優しいまなざし、遠くからの応援、信頼

そうしたことで心を贈り、心を受け取る…。

見えないけれど世界はそんな贈り物に満ちているのかもしれませんね。

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Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。