2016.10.8

食事のマナーの基本  『二人で学ぶテーブルマナー』 『テーブルコーディネート教室』

阿蘇山が噴火?なんということでしょう!

熊本・大分地震からようやく半年、復興も始まったばかりというのに。

灰で真っ白になった街や田畑の様子に胸が痛みます…。

被害にあわれた方に心からお見舞い申し上げます。

地震同様、治まるまでに日数がかかるかもしれません。どうぞ皆様お気をつけて。

 

テーブルコーディネート教室『食卓の美学セミナー』の10月は和食のマナーがテーマです。

本日は、和食・洋食を問わず、どうして食事のマナーを学ぶことが必要なのかをお話ししたいと思います。





マナー学ぶ必要性

 

レストランなどで食事をしていて、近くの席の大声の会話が気になって、

食事が美味しく感じられなかった経験はないでしょうか?

子供が走り回って騒ぐのを放置したり、携帯でのひっきりなしのおしゃべりも不快です。

わたくしは時々「ああ、こんなことならお家で静かに食べる方が良かった…。」と思うこともあります。

同席者が目を疑うような食べ方をして、びっくりすることもあります。

例えばナイフを口に入れたり、お箸を湯のみの中で洗ったり…。

 

でもよく考えてみれば、自分だってうっかりして、

人の食欲を減退させていることもあるかもしれません。

自分や仲間だけ美味しく楽しく食べられれば良いのではありません。

会食というのは多くの人が一か所に集まってすることですから、

他の人に嫌な思いをさせないという気持ちが大切になります。

客、給仕人、調理人…空間を共有する全員が「美味しいだけでなく、

幸せな時間だった!」と感じるのが理想なのです。

では具体的などのようにしたら、周りを不快にさせない感じ良い食べ方なのでしょうか?





マナーの基本

 

まず、「いただきます」「ご馳走様」の言葉で、感謝の心を表わすこと。

お食事にご一緒してくださる方、料理を作ってくれた人、お給仕してくれる人、命をくれた素材自体、

それを育てた大地や水、太陽の恵み…そういったすべてへの感謝から食事を始め、終えましょう。

感謝する様子は誰の心も温かくするものです。

 

正しい姿勢で食べることは、消化の上でも、見た目の美しさとしても大事です。

お家でも時々意識して姿勢を正して召し上がってみてください。

 

美味しそうに食べること。これもとても大事。

嫌いなもの、食べられないものがあったら、残していいので、

食べられるものを『美味しい』と言いながら食べましょう。美味しそうに食べる様子は人を幸せにします。





楽しく語らいながら。

会食の目的の半分はコミニュケーションです。

ご一緒する相手に興味を持っていることを示すために、目合わせてニッコリして話しかけましょう。

初対面でしたら、『美味しいですね。』『盛り付けが綺麗ですね。』などから始めれば良いでしょう。

2回目以上なら、前回相手が話していたことについて『その後○○はいかがですか?』とお声掛けするのが良いですね。

 

音を立てない。

蕎麦を食べる時を除いて、和食の時も洋食の時もできるだけ音を立てないように食べます。

とくに椅子を引きずる音と食器同士がぶつかる音は響くので、注意しましょう。

 

食べ方は人を写す鏡

 

食事の仕方を見るとその人の人柄がわかる、食べ方は人を映す鏡といわれます。

食事のマナーはどのように相手のことを思いやれるかというのが基本になるからです。

食べ方で人柄を決めつけられるなんて心外ですか?

でも逆に言えば、食べ方ひとつで見直されたり、尊敬されたり、好きになってもらえたりもするのです。

良い食事のマナーを身に着けて、素敵な人生を歩みたいものですね。

Category

Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。