2016.10.12

10月のフラワーアレンジメント リンゴとバラのトピアリーで秋を堪能!『フラワーアレンジメント教室』

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朝は少し冷え込んで、でもお昼間は太陽が温めてくれる…

ようやくそのような秋らしい日和になりました。

お変わりありませんでしょうか?

 

10月フラワーアレンジメント教室『おもてなしのテーブル花』のために、アレンジントの試作をしました。

本日はそちらをご覧いただきますね。





リンゴとバラを使ったトピアリーです。

トピアリーとは造園のテクニックの一つでツゲなどの低木を刈りこんで作成される造形物のこと。

イタリアで発祥し、ヨーロッパに広がりました。

フラワーアレンジメントの場合は、このように枝や葉をメインにして丸く形作ったもののことを言います。

花器もヴァース・ドゥ・メディシス(メディチ家風花器)を使って、クラシックかつ重厚に。





メインの枝ものはメラレウカ、紅葉して黄色く色づいた葉が綺麗ですね。

クリーム色のバラはランテルディ。

一輪がとても大きいのですが、房咲きで一本に4輪~5輪ついていて、お得!

茎が細くしなやかなところも好き。

“ランテルディ”ってフランス語で禁止という意味ですが、ジバンシーの香水にありますよね。

オードリー・ペップバーンの大のお気に入りで、

ふざけて『わたし以外の人は使っちゃダメ!』と言ったというところから名前がついたそうです。

バラのランテルディを名付けた方も、そういった意味でお付けになったのかしら?





赤い姫リンゴとスキミアも入れて、可愛らしく。

リンゴの串を隠すためにゲーリック、秋らしさをより一層出すため、コルダータも入れています。

コルダータは秋に出回る葉物で、ハート葉の形と多肉植物のような肉厚な葉がユニーク。

黄緑~赤に染まった色がとてもキレイなのですが、水が落ちやすく、葉先が黒くなりやすい点に要注意。





足元には花器に絡まるようにアイビーを流しています。

高さのある花器を使用するときは、花器とお花をつなぐ役目として、

このような”垂れ下がるもの”を入れるようにしています。

ただ丸いものがポンと花器に乗っているよりも、ナチュラルになりますよね。

 

今回はトピアリーということで、花材の数は少なめ。

丸く形づくること、リンゴ、バラ、スキミアをバランスよく配置することが課題です。

 

木々が赤や黄色に色づくのはもう少し先…

クラシックなトピアリーで一足先に秋を堪能しませんか?

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Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。