2016.4.10

4月の恒例行事。『パフィオペディルムの植え替え』

Category :

 午前中は少し雲行きが怪しかったですが、午後から良く晴れて気持ちの良い天気でしたね。

このような4月の休日、年に一度の恒例行事があります。

それは、蘭の植え替え!

本日はその様子をお目にかけようと思います。(興味のない方には恐縮ですが…)





↑わたくしが一番好きな蘭、『パフィオペディルム』

熱帯アジアからニューギニア原産。食虫植物のような大きな袋弁がユニーク!

英名は『レディス・スリッパ・オーキッド』。(貴婦人のスリッパ?確かに…。)

開花は11月から1月。そして植え替えは霜の恐れがなくなった4月ごろ。





用意するものは、

水苔(水に浸してふやかしておく)、園芸用ハサミ、タオル、素焼き鉢、底穴ネット。





パフィオを鉢から注意深く抜き、根に絡まった古い水苔を取り除く。



株が込んでいれば、手で二つに分けて、株分けする。



根を触って、ふわふわしていたり、黒く変色しているがあれば、

傷んでいる部分なのでハサミで切り落とす。





根を水に付けてさっと洗う。



素焼き鉢の底穴を底穴ネットで覆い、



底が見えないぐらいまで、水苔を入れる。



蘭の根をひらき、水苔をボール状にして、



根で水苔ボールを包む。



底穴ネットと水苔をいれた素焼き鉢に、水苔ボールを抱かせた蘭を入れる。



根が見えなくなるまで、水苔を入れる。



ひとつ出来上がり。株分けもしながら13鉢出来ました。

好きで購入した3~4鉢が数年でこんなに増えました。

2株はつぼみがついていたので、植え替え延期。

本来、冬に咲く品種ですが、遅れて5月ごろ咲く場合があるのです。

植え替えは株に負担をかけるので、花が終わってから植え替えます。





植え替え後は肥料はやらず、1~2週間ほど室内に置いてから、午前中の日の当たる戸外へ。

水やりは水苔が乾ききらないうちに。徐々に肥料をやるようにします。

 

真夏は葉焼けさせないように気を付けながら管理し、10月末ごろ屋内にいれます。

その頃にはつぼみが1~2個ついているはず。

そして11月~1月に待ちに待った開花。お教室でもご披露したいと思います。

どうぞお楽しみに。





↑昨年の11月の開花中の『パフィオ』。



↑蘭の葉をかじったり、背中から飛びついたり、ゴミ箱をひっくり返したり、

いたずらの限りを尽くしたトム。(フルネームは『トム・ソーニャー』)

Category

Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。