雨模様の一日…、いかがお過ごしでしたでしょうか?
エレアカガーデンはライラックにリンゴ、チューリップなど4月の花が終わり、
そろそろ5月の花たちの目覚めの時です。
雨上がりの一瞬に、写真にとってみました。
今、満開を迎えていますのはこちら↓、五月梅。
四枚の花弁に黄色の花芯が清楚。3~5輪集まって咲くのが愛らしい!
大変香りが良く撮影しながら、しばしうっとり…。
お教室がしばらくお休みで、生徒様にご覧いただけないのが残念です。
前年に伸びた枝から新しい枝が伸びて、花が咲くので、
秋に切りすぎると花つきが悪くなります。剪定は夏前が理想。
フロントガーデンの方に行きますと、5月のお花がすでにちらほら…。
↑ジャーマン・アイリス。蕾はブラック。花は濃い紫。大人っぽい色ですね。
マダム・ルチエのお庭にあったので、憧れて植えました。
一昨年秋に株分けを兼ねて今の場所に移しましたが、気に入ったよう。
どんどん株が増えています。
↑ジギタリス。別名、フォックス・グローブ(きつねの手袋)。ナチュラルな感じが好きです。
前年秋に苗を植えて、4月に開花。
流通しているのはピンクがほとんどですが、こちらは白花↓。
白花と言ってもよく見るとクリーム色に、花びらの内側は薄いピンクですね。
背丈も花径も、これからもう少し大きくなるはずです。
こちらは、バックガーデンのデルフィニューム↓。
ラベンダーカラーが美しいですね。こちらも10月に苗を植えます。
ジギタリスより繊細で、冬の間に途中で株がなくなってしまうことも多々ありますが、
今年はなんとか成功したよう。雪の中、覆いをしてあげて良かった!
ええっと…、バラはまだ咲いてないかな?あ、有りました。
『アイスバーグ(氷山)』↑。朝陽の当たるこの株が毎年一番に咲きます。
クリーム色を帯びた白花。明るいグリーンのつやのある葉、しなやかな枝。
病気にも比較的強い育てやすい半つる性のバラです。
我が家にはこちらと、玄関のポーチの前に植えています。
毎年バラの一番花は、母にプレゼントすることに決めています。
はにかんだような笑顔が目に浮かぶようです。
エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko
福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。
90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。
2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。