陽射しの暖かい日曜日、行楽日和でしたね。
マラソンにお出になった方は気温が高すぎて、お大変だったことでしょう。お疲れ様でした。
私は用があって天神に出かけましたが、ツリーにイルミネーション、クリスマスソング…。
うう…、気がせくではないですか。
さてエレアカガーデンはウインターガーデンへの移行中。
まだ道半ばですがお目にかけますね。
お教室のお部屋の前の細長いスペースは、植え替え完了。
ビオラ、シクラメン、ヒース、アリッサム…お花はすべて白で。白妙菊、アジアンタムを添えています。
ヒースの下にはクリーム色のチューリップの球根を仕込んで。
4月の初めに咲くはず…楽しみです♡
この辺りはまだ秋の庭。
黄色のツワブキ、オレンジ色のキバナコスモス、紫のセージ。南天ももう色づいています。
パンジーの鉢を二つ作りました。ウインターガーデンは白一色と決めていますが、
母が好きなのでフリルのパンジーを見ると購入せずにはいられません。
20年ぐらい植え続けているのではないでしょうか?もっとかも…。
フリルのように波打つ花びら。シックで複雑なカラー。中輪多花性…すべてにおいてとても魅力的。
色々な色がありますが、こちらの赤紫は大人っぽいですね。
こちらは三色。黄色に黒の筋が入り、青紫の縁取り…。一輪で芸術です。
こちらはもっと凝っています。
花びら上2枚は赤紫、両サイドは白、下一枚は黄色。上2枚以外に黒の線が入ります。
刺繍で表現するならロング&ショートステッチにストレートステッチの線を入れるといいかな?
私の一番好きなカラーはこちら↑。薄い青紫に群青色の線が入っています。
花芯か緑っぽい黄色のところも好き♡
皆様はどのカラーがお好みでしょうか?
フリルのパンジーは現在はいろいろなメーカーが出していますが、私どもが好きなのは一番古いタイプ。
フリルパンジー・クラシックともいえる種です。
例年12月に入らないと入荷しなかったのですが、今年は早いですね。
母は50個ぐらい苗を購入して、生徒様にお分けしておりました。
母の生徒様は皆『すみれ、スズラン、フリルのパンジー』に目がないのです。
植えて一週間後のハンキング。シクラメンが王冠のようです。
パンジーとビオラの花を摘んでしまったので、寂しいですね。
辛いのですが、美しいハンキングづくりに欠かせない作業。
あと数か所の植え替えを11月中に、ガーデンの大掃除を年内に。バラの剪定&誘引、施肥を1月中にする予定。
大変ですが、花開いた様子を思い浮かべながら、楽しく作業できるでしょう。
エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko
福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。
90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。
2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。