2016.9.15

9月のフラワーアレンジメント 『果樹の森』。秋らしく実ものをたくさん使って… 

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また少し蒸し暑くなりましたね。でも雨が降らなくて良かった!

だって今夜は中秋の名月。お月様って何か優しい感じがして、好きです。

 

さてここ数日『食卓の美学セミナー』の9月のテーマ、カトラリーのお話しを

させていただいておりますが、皆様が少しお飽きになったのではないかと…。

そこで本日はお花のお教室『おもてなしのテーブル花』用に作った

フラワーアレンジメントをお見せしようかと思います。





9月のフラワーアレンジメント、『果樹の森』。

食卓の美学セミナーでもお見せしたサン・クレマンのフルーツ柄プレートに合わせて

実物をたくさん使った秋のブーケ。

まだ気温が高いので、持ちの良い植物ばかりを選んでいます。





メインの花材はオレンジがかったアイボリーが美しいエルベ・フランソワ

スプレー咲きの中では大輪で、花びらの重ねが多く、

横から見るとティーカップのような花の形。コロンとした蕾も愛らしい。

 

ライトグリーンのケイトウはベルベッドのような質感と

フラメンコの衣装のフリルのような造形をあわせもちます。





シャビーな(さびれた)魅力のアンティークアジサイ、赤く輝くコンパクターベリー

紫のベルテッセンは大人の雰囲気をそえて。





青い姫リンゴは竹串にさしてから、オアシスにさします。

ユーカリ・ポポラス、利休草で、アレンジメントの隙間を埋めながら、動きを出して。





ファーストカラーはグリーン

セカンドカラーは、アイボリーから、オレンジ、赤へのグラデーション

そしてサードカラーとして、青紫を刺し色に。

 

森の奥に陽だまりのような、果樹が集まった空間があって、

陽射しを浴びて色づいてきた果実が、静かにキラキラ輝く様子をイメージしています。

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Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。