さて12月に入り、エレガントライフアカデミーもクリスマスムード急加速中。
何はともあれ、玄関ドアにXmasリースを下げなくっちゃ!
…というわけで、制作工程を大公開。
材料 (45㎝直径のリース1個分)
輸入モミ枝大(70㎝ぐらい) ×3本
ヒバ(1m) ×1本
サツマ杉 ×3本
道具
アルミ線太いもの
軍手
針金用ハサミ
枝切ハサミ
テグス(釣り糸)
ワイヤー
今回私は昨年のリースをドライにしていたものをベースにしました。
アルミ線で、リースのベースを作ります。
大小二つの円を作り、大の中に小をいれて大と小の距離が
どこも同じになるように気を付けながら、ギザギザに針金で組み合わせます。
針金を切断する前に、ぶら下げるための輪を作り、取り付けます。
大きい円と小さい円をギザギザでつなぐ。下げるための輪も忘れずに。
サイズは下げたいドアに合わせます。
サツマ杉の枝をを30cmぐらいに切り分け、ベースの上に輪状に置きます。
枝の向きを必ず同じ方向に揃えること。
針金を下から通して、上でしっかり固定させます。引っ張っても取れないぐらいきっちりと。
針金が見えても大丈夫。後で上からたくさん枝を加えるので見えなくなります。
これを2~3回、下が透けなくなるまで繰り返します。
サツマ杉のベースの上にモミを差し込む。大きい枝から順に。
更にこれにモミの枝を加えていきます。同じように小枝に分けたモミの枝元を
ベースのサツマ杉に差し込むようにして、輪状に置きます。
この時も枝の向きを同じ方向に揃えること。
今度は針金でなく、テグスを使ってしっかりと巻きます。
これを2回繰り返すと、下のサツマ杉が見えなくなります。
そして10㎝ぐらいの小枝に分けたヒバを、やはり同じ向きに刺していきます。
テグスを使って、モミの枝と同じようにしっかり巻きます。
小枝に分けたヒバをモミに間に刺していく。
ヒバをモミの枝の間に刺した状態。テグスで巻く前。
最後に上からだけでなく、左右上下横から見て、
ベースが見えてないか、厚みが均等かチェックします。
足りないところがあったら、余ったモミやヒバの小枝を加え、整えます。
これで完成。綺麗に出来ました。所要時間1時間。
雨が強くなったので、デコレーションはまた明日。
テグスで巻いた後。しっかり巻いてから、ところどころ葉先を遊ばせて。
三種類の針葉樹の枝を使いました。それぞれ異なる香りですが、良く調和します。
リース制作しながら、同時にアロマテラピーを受けられるなんて!
こんな針葉樹の森で暮らす動物たちって、きっととても健康なんだろうな~。
フラワーアレンジメント教室『おもてなしのテーブル花』の12月はXmasリース制作です。
16日は満席ですが、2名より特別レッスンができますので、どうぞご相談ください。
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エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko
福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。
90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。
2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。